未成年アイドルのメリットデメリット

若い頃から厳しい世界で頑張るアイドルたち

アイドルとひとくくりに言っても様々な形態がありますが、その中でも私が好きなジャニーズや坂道Gは、若い頃から厳しい世界で日々努力しています。そしてその活動を始めた年が未成年であったメンバーは非常に多いです。坂道Gはオーディションの地点で成人しているメンバーもちらほらいますが、ジャニーズに関しては入所地点で成人していたメンバーは皆無であり、高校生ですら珍しいです。同世代の周りの人たちが学生生活を送る中、芸能界で頑張る彼ら彼女らは尊敬しますが、未成年であるメリットデメリットはどのようなものがあるのか考察していこうと思います。

 

なぜ若いうちからアイドルをするのか

①輝きがある

これに関してはなんとなくみなさんわかるのではないのでしょうか。アイドルはキラキラしておりファンに夢や希望を与え、時には恋愛感情もすら抱かせる。つまり人々の憧れの存在です。極端な例ですが、おじさんがキラキラソングを歌って踊ったとしてもそこに魅力があるかと言われるとあまりないでしょう。人間は誰しも歳をとり老けるものです。なので見た目がかなり重要な職業であるアイドルが若い人が多いのは当然の結果です。

ビジュアル面で若い人が圧倒的有利、これが一つ目のメリットだと考えます。

 

②アイドルが育つ姿をウリにできる

Hey!Say!JUMPやSexy Zoneはかなり幼い頃にデビューしました。当時グループ最年少の森本龍太郎は12歳、マリウス葉に至っては11歳という若さでデビューしています。他のメンバーも非常に若く、まだまだあどけなさがありました。

現在の彼らは歳を重ね、新たな魅力があります。身長が伸びたメンバー、顔つきが大人びたメンバー、系統が変化したメンバーなどそれぞれデビュー時とは違った魅力があります。

もちろんある程度歳を重ねてデビューしても成長を見ることはできますが、思春期を経て成人し、大人になっていく段階が人生において一番容姿内面ともに変化が見ることができる時期ではないでしょうか。

 

未成年であるデメリット

①契約を本人の意思だけで成立できない

未成年というものは、自分で意思決定を行えないケースが多いです。クレジットカードの審査、家を借りる時の手続き、結婚など主に社会的信用が必要な場合に親の同意が必要になってくるケースが多いです。

アイドルが事務所と契約する際も親の同意が必要になってきます。活動に肯定的である親の場合はさほど問題にはならないと思いますが、否定的である場合は問題となります。

例をあげるとすると、元欅坂46の長濱ねるのオーディションの話が有名なのではないでしょうか。

欅坂46(募集当時は鳥居坂46)1期性オーディションは2015年7月10日締め切りでしたが、締め切り時、彼女は17歳でした。オーディションに関しては親の同意はありましたが、受かるはずもないだろうという考えで承諾したと言われています。しかし、親の予想を上回り最終審査まで突破したのですが、母親の反対があったため彼女は最終オーディションに参加させてもらえませんでした。

その後、父親が運営スタッフに相談した結果、両親を乃木坂46のライブに招待し、アイドル活動を認めてもらいました。

一時は反対されていたものの、無事にアイドルになることを叶えた彼女でしたが、最終オーディションを受けていないため、けやき坂46(ひらがなけやき)という欅坂46(漢字欅)とは別グループでのスタートとなりました。

(ひらがなけやきは色々と困難を乗り越えて現在の日向坂46になりましたが、ここでは長くなるため省略させていただきます)

この異例とも思える運営の判断は、一定数のオタクからは非難されましたが、彼女は順調に人気を得て、主要メンバーにまで上り詰めました。

長濱ねるの件に関しては、最終的に親の同意を得れたため、アイドル活動を行えましたが、もし最後まで反対されていた場合アイドルになれなかった可能性が非常に高いです。

 

②未成年飲酒・喫煙の問題

アイドルに限らず、未成年の飲酒・喫煙は法律で禁止されています。過去に飲酒や喫煙をしている写真がスクープされたり流出したことで、謹慎処分、時には脱退、退所してしまったメンバーがいました。

昔と比べると割合は相当低くなっていますが、2010年のデータでは男女ともに半数以上の高校生が飲酒経験があると判明しています。高校を卒業する18歳を超えてくると、大学生や社会人となりその割合はもっと高くなるでしょう。

一般人であれば、学校に連絡や警察に補導されるだけで済みますが、アイドルという自らを商品とする職業の人が犯罪を犯すとなると、その影響力は計り知れません。

全員が未成年でデビューしたグループは2011年デビューのSexy Zoneが最後であり、その後デビューしたグループはほぼ成人済みで、未成年者はごくわずかです。未成年といっても永瀬廉、髙橋海斗の19歳、橋本良亮、小瀧望の18歳といったようにほぼ成人目前のメンバーばかりです。ラウールに関しては16歳というかなり若いタイミングでデビューしましたが、Snow Man起爆剤としての要素もあるため例外と言ってもいいのではないでしょうか。

もちろん、年齢が高く長く活動を行なってきたメンバーからデビューさせるべきという考え方もあるので一概に判断はできませんが、近年は以前と比べて未成年者のデビューが少なくなっています。これも未成年飲酒・喫煙問題を防ぐ目的は少なからずあるのではないでしょうか。

 

まとめ

今回は未成年アイドルのメリット・デメリットをそれぞれ2点紹介させていただきました。個人的なイメージでは男性アイドルよりも女性アイドルの方が未成年の割合が高めだと感じます。何かと縛られることの多い未成年ですが、精一杯活動してる彼ら彼女らをこれからも応援していきたいです。

 

2021.6.18 本文一部編集

 

参考文献 (最終閲覧日:2021/06/15)

未成年の喫煙・飲酒状況に関する実態調査

研究研究代表者 大井田隆(日本大学・医・公衆衛生)
研究分担者 簑輪眞澄、鈴木健二、樋口進、兼板佳孝、神田秀幸、尾崎米厚
研究協力者 池田真紀

https://www.gakkohoken.jp/files/theme/toko/2010kitsueninshu.pdf

 

長濱ねる-Wikipedia

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E6%BF%B1%E3%81%AD%E3%82%8B

 

深井剛志,姫乃たま,西島大介 (2020) 地下アイドルの法律相談 日本加除出版株式会社

https://www.amazon.co.jp/%E5%9C%B0%E4%B8%8B%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%AB%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%BE%8B%E7%9B%B8%E8%AB%87-%E6%B7%B1%E4%BA%95-%E5%89%9B%E5%BF%97/dp/481784650X